「精霊の守り人第六話 青霧に死す」

ここのところの土曜日の朝の寝起き。
目が覚める。
時間を確かめる。
録画せな！！！

・・・・・ウチのテレビ、諸般の事情によりBSのタイマー録画できないんです（泣）
で、ほぼ確実に土曜はお仕事なので、録画している間に支度色々して出発、というのがいつもの段取りになっています。
OP見ちゃったりすると、もう目の毒です。
うううう、リアルタイムでじっくりしっかり見たいよぉ。

最近朝から録画してたり、一時期ラジオの録音をダビングしてたら姉がバルサさんの名前だけ覚えました。
「ゴキ～○リ～に～　ばるさん♪」
頼むからそれだけはやめてくださいぃぃぃぃぃぃ（号泣）
昔、近所のジニー（犬）に、
「じに～～はボラ○ノ～～ル♪」
と言ってたバチが今頃当たったのかしら、しくしく。

ということで、遅くなりましたが今週も感想でございます。
よろしかったら「続きを読む？」から　れっつらごｖ

朝の光の中で、短槍を振るうバルサさん。
明らかに動きが鈍い。
狩人達との戦闘シーンを見たあとだと、明らかに動きの遅さを変えているのがさすが。

チャグム断髪式（←相撲取りじゃないってば）
余計な台詞を一切語らず、表情だけで語らせる。
無言の会話を成立させるのが　なんて見事なんだろう。
ぽそりと
「これでもう皇子には見えぬな」
ずっと状況に流されてきたチャグム、まだ開き直りはしないものの　流されるだけでなくてまず頭を上げて流れを見始めたところに見える。
まだ周囲に動かされていて自分の色が出てこないチャグム、アニメではどんな子になっていくのでしょう。
既にワクワクします。
（いや、タンダがああだったからさ～～、結構チャグムも予想外だったら面白いかなと・笑）

見つめるバルサの表情がまたいい。
優しいけど厳しくて。
アニメのバルサさん、口元に凄い表情や個性出ますよね。
IGスタッフ、いつ見ても作画の崩れがほとんど無い。
このクオリティの高さがうれしいです。
すげぇなぁ・・・・。

出発の時。
バルサに助けられて馬に乗るチャグム。
この国の皇族ってひ弱な感じがして、馬になんて乗れるのかよ？？と思ってたのですが、あの跨り方からすると全くの素人ではなさそう。
ルイシャをペンダントに直して　バルサが首にかけてあげますが。
見るからに金目のものだから、服の下にしまっておいたほうがいいよ？
（↑余計なお世話？）
頭からすっぽりと首にかけられる長さだと、馬が走ったときに振動で振り回されて下手をすると顔面や歯にぶち当たるので、安全面からもしまっておいてください（経験者）
歯にぶち当たると痛いです・・・・。

それはさておき、「世話になった」と頭を下げるチャグム。
いい子やな～～。
そしてそれを見送るサヤ。
・・・・・トーヤ、がんばらないとあんたサヤとられちゃうよ？？？
とりあえずこのシーンで、アニメチャグムも天然タラシなのは確定のようです。
（原作だって　もてまくってるもんな）
それだけいい男になりそうな素質を見せてるのだから、わかりますけどね。

見送るタンダ。
・・・・・あんたバルサ姐さんしか目に入ってないでしょ。
アニメタンダはオールドイングリッシュシープドックじゃありません。
なんかイメージがどんどん小型犬になってきました。
一番原作とイメージ違ってるのはタンダかも。
ま、これはこれで面白くて、果てしの無い妄想のネタになってます。

トロガイ師の去り際の一言。
「お前が未練たらたら～～」
まさに！！！その通りっっす、トロガイ師！！！！
原作でもトロガイ師よくヘボだのなんだの言ってますが、あれはどっちかと言うと照れの成分が強い気がするんですが、アニメだとじれったさが主成分になってますよね。
・・・・さぞや後ろから蹴り飛ばして活を入れたい気分になったんだろうなぁ。合掌

山狩り隊ご一行様。
山狩り隊の指揮官、・・・・・あんた無能？？
ま、一人を捕らえるんだから戦力分散とか気にしなくていいのかもしれないけど、部下は大変だなぁ、とちょっと同情。
偵察隊の一人が棚田の道を駆け下りてきますが、そのときの棚田が既に干上がってカラカラ。
？？？まださすがに日照りは来ないんじゃ？？？？

狩人ご一行様
・・・・・・全然隠密じゃないじゃんね。
間違いなく「あの人たち何やってんだろうね」と好奇の目にさらされてると思うのですが。
でも、このシーンのモンはかっこいいです。
たとえ髪の毛が後頭部でハタキになっていても（？）
バルサの出身がカンバルというのは既に確定事項？
情報はどうやって集めたのかは気になるところです。

谷川での追跡。
とにかくひたすら気になるところ。
間に川があるのに、どうやってゼンは川を越えたのか？？？？？？
いやあの糸目でどれだけ見えてるのかも多いに気になりますが。
地形として、一度下って谷川を渡り、そのあともう一度川を越えないと合流できないわけです。
その分距離もロスするし、高低差もあるルートということになる。
挟み撃ちするためにはそれをバルサより早くたどり着かねばならない。
しかしゼンは見るからに大男。多分ウエイトを見るとバルサ+チャグムと同じくらいはあるのでは？？
モンが喰らい突いて足止めしたわけでもないのに何故追いついたのか？？
結構不思議（すみませんツッコミ体質なんです）

モンの追跡シーン
一度視界からバルサが隠れたあと、もう一度モンの視界にバルサたちが入りますが、このときチャグムの服が変わってるの気がつきました？？
最初に来ていた童直衣のような服になっています。
バルサさんもマント着てないし。
この時点でトロガイさんめくらましかけたことと思われます。
・・・・・頼むから谷底で苦悶している馬も目くらましであって欲しい。
これだけはアニメとは言え、私には痛切なシーンです。

唐突・かつ巨大な狼クン
でかすぎ！！！！
モンが（さほど）驚いていないところを見ると、このサイズが普通なんですか？？？？
ありえないサイズ、ありえない登攀能力なんですが。
たとえこの世界では狼が標準サイズだったとしても、なぜ食えないはずの衣服の切れ端をくわえ、牙では切れないはずの髪の毛の束を持ってあらわれて、追跡者の前に落としていく？？？？？
髪の断面を見れば、刃物で切ったかどうかはわかるはずだろうし。
直後のモンのうろたえ方を見ると、全然疑問に思ってなさそうなんですが、妖しいことだらけなんですが・・・・。
次週での謎解きを希望します。

うろたえるモンを押しとどめるゼン
モンて部下に慕われてる頭なんでしょうね。
ゼンもいいやつだな～～～。
原作ではあまり好きでなかったのですが、アニメではかなりな好印象です。

とにかく今回の一番うけたシーン、拗ねっ子タンダ
最高、とにかく笑わせてもらいました！！（ゑ）
追っ手に対して何一つウソを言わず、正直に、ひたすら正直に語る！！
愚痴になっていることに気付いているのかいないのか、うっかり相槌打とうものなら延々語られそうな雰囲気を垂れ流してひたすら語る！！！
（BGMに薬玄ごりごり、薬草が八つ当たりでピシリとなるのもアクセント）
ああいう切り返しをしたキャラクター、始めて見ました。参考になりました（ぺこり）
何よりも気の毒だったのは、踏み込んできた二人組みでしょうね。
陰々滅滅、おどろ線しょいまくり。
早く逃げないと自分まで彼女に振られるか女房に逃げられそうな、そんな気分にさせられたかと。
この評判が広まったら、タンダの仕事が減るか、それとも振られた人が呪いを頼みにやってくるか。
はてどっちだろう？

チャグムの葬儀
規模でかいですね～。
あの船の形をした棺の下は車輪？車輪ですよね？
最初コロに見えてしまいました。
考えてみれば牛車があるんだから車輪の文明だって。失礼しました。

再会
「追えば突き殺す」
って、バルサ姐さん、そりゃいくらなんでも・・・・・・。
いやでもアニメタンダはそのくらい言わないと効かなそうだし・・・・・。
しかし、アニメタンダ、なりふり構わず周りが見えずってことだよね・・・・。
人格違ってるって（その分面白いけど）
「これじゃまるで武人の女房だ」
まるでじゃなくてそのまんまだから！！！！！
この突っ込みは全国一千万読者の共通の声と思われる（大げさ）
バルサの生還に涙を流すタンダ。
・・・・チャグムの無事は気遣わないんかい！

さてここでアニメタンダの性格、わかったところを挙げてみましょう。
○治療が上手い
○バルサらぶバルサらぶバルサらぶ・・・・・・
とにかく直球、わりとわがまま、駄々っ子。
今後いいトコ出てくるんでしょうね？？？

葬儀を見送るチャグム
今まで切り離せると思ってもいなかった「自分」と「第二皇子」との分離。
それをまざまざと見せ付けられるシーンは切なかった。
葬儀で帝、皇太子サグム、この二人と並んでるのは一の妃ですか？？
実母の二の妃じゃなかったように見えるのですが。
実母が葬儀の目立つところにいないのはどうかと思うし、正妃の地位（だと思われる）にある一の妃がこの規模の葬儀に参列しないのもおかしいし？

ラストのバルサさん
着物姿が色っぽい～～～！！！！
衿の感じとか、カッコよく着せていただいてとっても嬉しいｖｖ
笠も似合って色っぽかったんですが、多分弔意を示すシーンだから被り物は取るんじゃないか？？
他の人々は皆かぶってなかったですし。


さて。ここからは恒例の（？）馬突っ込み
ロバに乗って登場のトロガイ師。
ロバの歩様がちゃんと側対歩になってて感動！
と思ったら、コッコウ馬（字がわからん）も側対歩だった。
いやいや、側対歩の馬は持久力に富むとも言うし！！！と思ってみていたが、小川を越えて登るシーンでは普通に斜体歩でした（がくり）
でもこの小川越えるシーンの動きはリアル！
そして後ろを振り返るバルサさんの頭の揺れもリアル！！

足跡を発見したモンとゼン
「前後の蹄の大きさが違う」
普通違います！！！
より重い頭を支えるため、前の蹄のほうが大きいのが普通なんです！！！！
馬術の基本として、前のめりになりがちなバランスをいかに後ろに戻し、四本の足を均等に動かせるようにするかが重要なんです。
「三国を一夜にして駆け抜けるというコッコウ馬（国交？国光じゃ林檎になってしまう・笑）も走らせなければ意味が無い」
一瞬映った足跡、蹄叉の跡までついてますけど。
・・・・・これ多分走らないと蹄叉までは地面につかないと思うんですが。
（間違ってたらごめんなさい）

必死の形相で追跡するモン
・・・・気持ちはわかるがムチ入れりゃ走るってもんでもないだろう。
ちょっとこのシーンでモンへの評価が減点してしまいました（泣）

全体にいえることなんですが、頼むから登場人物の手綱持ってる拳の高さ、低くしてください。
いろんな乗り方あるでしょうが、拳が高いというのは上手い人ほどありえないと思います。
普段、自然な姿勢でいたら肘を直角に曲げてるってありえないでしょう？？
乗ってても同じこと、騎乗時間が長ければ尚のことです。
自分にも馬にも負担が増すだけなのですから、もしIGスタッフの人がこの記事見たら直して欲しいなぁ。
気になって気になって仕方ないです、はい。

というわけで今週の感想でした。
やっぱりグチ垂れ流しタンダが一番かとｖ（ひでえ）