青海(おうみ)と申すものの煩悩の叫びブログ。
現在上橋菜穂子さんの守り人シリーズにどっぷりハマリ、原作がとにかく大好き。アニメ、コミックスも好きです。ごくまれに駄文を書くかもです。古い記事にはアニメGH(小野不由美:悪霊シリーズ)のツッコミもあり。
Thu 14 , 02:01:41
2008/02
う~ん、無謀にも原作感想その2にチャレンジ。
作品全体が好きすぎて、一冊ずつの感想を書くことの難しさに前回気付いちゃったのに。
でも書きます~、なんだかしんどいんだけど書きたい(笑)
仕事でも宿題でもないのに、好きなものってやりたいんですよねぇ・・・。
絶対仕事(施術じゃなくて雑務全般)よりも真剣に脳味噌絞ってやってます。
・・・・・そのわりに文章酷いよな。
ではでは、こんなヤツの感想ですが、興味おありでしたら「続きを読む?」からどうぞv
作品全体が好きすぎて、一冊ずつの感想を書くことの難しさに前回気付いちゃったのに。
でも書きます~、なんだかしんどいんだけど書きたい(笑)
仕事でも宿題でもないのに、好きなものってやりたいんですよねぇ・・・。
絶対仕事(施術じゃなくて雑務全般)よりも真剣に脳味噌絞ってやってます。
・・・・・そのわりに文章酷いよな。
ではでは、こんなヤツの感想ですが、興味おありでしたら「続きを読む?」からどうぞv
友人達の意見を見てると、守り人シリーズの中で一番好きな作品は?と訊ねられたときに「闇」と答える人は結構多い。
が、私の場合、確かにこの作品好きなのだが、一番かと問われると返答に詰まる。
迷い迷った挙句、「・・・・・・・・精霊、か、なぁ?????」と答えたりもするが、自信はかなりない。
この話が一番バルサ中心に進んでいくのだから、バルサ視点で読む私には思いいれ強くなってもよいはずなんだけど。
・・・・・・・タンダが出番ないから、かもな。と長い事思っていた。
が、今回。
感想を書くべく、久々に真面目に読み返してみた。
そうしたら、やっぱり惹きつけられて止まらなくなった。
昼休みに従業員食堂の片隅で読んでて、泣き出しそうになってやばかった(爆)
塗りこめたような闇の中を歩くうちに 溢れだす思い出と、空気の流れが変わって物思いから覚める瞬間。
この描写が凄く好き、凄くわかる。
文庫後書きで上橋さんが書いてらっしゃるように、ジグロとの思い出は慈愛に満ちたときでありながら深い闇でもある。
カンバルという国そのものも、バルサにとっては暖かさ、幸せ、怒り、憎しみ、そんなものがたくさん存在していて。
ユーカさんと話したり、自分も覚えていないような子供時代を覚えていてくれる人がいたり。
カッサに槍の稽古をつけたり、カグロにジグロの生き様を伝えたり。
そういった柔らかな、暖かな幸せを噛み締めたと思えば。
ユグロに対したときのような燃えるような怒り、憎しみを感じたり。
(守り人全編を通して、バルサが本気の殺意を出したのはここだけかも)
むき出しの、激しい感情が存在した場所。
自分すら知らなかった怒りまで、全部出して。
ジグロは「怒りのむこう側に突き抜けろ」と言った。
でも、バルサは「怒りのむこう」に突き抜けたんだろうか?
私には全部の感情をさらけ出して、そしてそれらの全部の感情を繋ぐ核心の部分を見つけ出して抱きしめたんじゃないかと思う。
牧童が歌う一節に「そなたらの祖の闇をみたか」 この一言は私にはかなりの重さを持った言葉に聞こえた。
(ラジオドラマ大好きだったけど、この一文は削られちゃったな)
バルサが直視しなければならなかった闇は、つらいものではあったけどとても暖かいものでもあったから。
ジグロはどうだったんだろう?
バルサの怒りを思いやって「怒りの向こう側に突き抜けたら、ずいぶん楽になるだろう」と言った人は、自分の怒りにどう対処したのだろう。
自分を縛っていた怒りが解けて、思い出したとたんタンダのところへ帰りたくなるシーンが大好きです。
短い文章ですが、深いな~と思う。
しかし、見ようによってはジグロが我儘とーちゃんで、娘の恋路を邪魔していたようにも見える。
・・・・・・・・・・ぷぷぷぷぷ(想像したら笑ってしまう)
全てが終わって、自分の傷も癒えた時に、ヨゴへ帰ろうと思うのは自然な流れだったんでしょうね。
自分をはぐくんで、過去を置いてある場所だけど、生きていくのはここじゃないから。
カンバルって守り人のなかで随一の「不思議」と関わりが深い国ですよね。
国の財政基盤が、書き残すことも口で伝えることもできない「不思議」に支えられて。
バルサ達を乗せていったスーティ・ランだって、牧童と口笛で話のできる不思議な生き物だし。
ナユグと関わりの濃い土地だと、不思議も多いんでしょうかね(笑)
「山の王」にとって、カンバル人の思いってどういうものなんでしょうね?
夢のない言い方をすれば脱皮のための必須ミネラルとか(激爆)
でもナユグとサグは隣り合って支えあっている世界だから、きっと何かメリットがあると思うのですが。
こんなくだらないことを考えてしまうのも、守り人の世界が生きているからこそですよ ええきっと。
「精霊」はアニメの影響がとても大きくて、原作とアニメが記憶交じり合ったりするんですが。
「闇」はとにかくラジオドラマの唐沢さんのお声が!!
この人のバルサの声は秀逸でした。
NHK、ラジオドラマも続きやってくれないかな?唐沢さんで。
劇団所属の俳優さんだそうで、あまりアニメの吹き替えなどはやってないそうですが、ぜひぜひに。
なんだか、予想した通りではありますが、またわけのわからん文章になってしまいました。
今の時点で思ったことなので、また時間が経ったら意見変わるんでしょうね。
ま、しかたない。
とりあえず、今の私の感想でした。
既に読み返すと恥ずかしいわ(汗)
が、私の場合、確かにこの作品好きなのだが、一番かと問われると返答に詰まる。
迷い迷った挙句、「・・・・・・・・精霊、か、なぁ?????」と答えたりもするが、自信はかなりない。
この話が一番バルサ中心に進んでいくのだから、バルサ視点で読む私には思いいれ強くなってもよいはずなんだけど。
・・・・・・・タンダが出番ないから、かもな。と長い事思っていた。
が、今回。
感想を書くべく、久々に真面目に読み返してみた。
そうしたら、やっぱり惹きつけられて止まらなくなった。
昼休みに従業員食堂の片隅で読んでて、泣き出しそうになってやばかった(爆)
塗りこめたような闇の中を歩くうちに 溢れだす思い出と、空気の流れが変わって物思いから覚める瞬間。
この描写が凄く好き、凄くわかる。
文庫後書きで上橋さんが書いてらっしゃるように、ジグロとの思い出は慈愛に満ちたときでありながら深い闇でもある。
カンバルという国そのものも、バルサにとっては暖かさ、幸せ、怒り、憎しみ、そんなものがたくさん存在していて。
ユーカさんと話したり、自分も覚えていないような子供時代を覚えていてくれる人がいたり。
カッサに槍の稽古をつけたり、カグロにジグロの生き様を伝えたり。
そういった柔らかな、暖かな幸せを噛み締めたと思えば。
ユグロに対したときのような燃えるような怒り、憎しみを感じたり。
(守り人全編を通して、バルサが本気の殺意を出したのはここだけかも)
むき出しの、激しい感情が存在した場所。
自分すら知らなかった怒りまで、全部出して。
ジグロは「怒りのむこう側に突き抜けろ」と言った。
でも、バルサは「怒りのむこう」に突き抜けたんだろうか?
私には全部の感情をさらけ出して、そしてそれらの全部の感情を繋ぐ核心の部分を見つけ出して抱きしめたんじゃないかと思う。
牧童が歌う一節に「そなたらの祖の闇をみたか」 この一言は私にはかなりの重さを持った言葉に聞こえた。
(ラジオドラマ大好きだったけど、この一文は削られちゃったな)
バルサが直視しなければならなかった闇は、つらいものではあったけどとても暖かいものでもあったから。
ジグロはどうだったんだろう?
バルサの怒りを思いやって「怒りの向こう側に突き抜けたら、ずいぶん楽になるだろう」と言った人は、自分の怒りにどう対処したのだろう。
自分を縛っていた怒りが解けて、思い出したとたんタンダのところへ帰りたくなるシーンが大好きです。
短い文章ですが、深いな~と思う。
しかし、見ようによってはジグロが我儘とーちゃんで、娘の恋路を邪魔していたようにも見える。
・・・・・・・・・・ぷぷぷぷぷ(想像したら笑ってしまう)
全てが終わって、自分の傷も癒えた時に、ヨゴへ帰ろうと思うのは自然な流れだったんでしょうね。
自分をはぐくんで、過去を置いてある場所だけど、生きていくのはここじゃないから。
カンバルって守り人のなかで随一の「不思議」と関わりが深い国ですよね。
国の財政基盤が、書き残すことも口で伝えることもできない「不思議」に支えられて。
バルサ達を乗せていったスーティ・ランだって、牧童と口笛で話のできる不思議な生き物だし。
ナユグと関わりの濃い土地だと、不思議も多いんでしょうかね(笑)
「山の王」にとって、カンバル人の思いってどういうものなんでしょうね?
夢のない言い方をすれば脱皮のための必須ミネラルとか(激爆)
でもナユグとサグは隣り合って支えあっている世界だから、きっと何かメリットがあると思うのですが。
こんなくだらないことを考えてしまうのも、守り人の世界が生きているからこそですよ ええきっと。
「精霊」はアニメの影響がとても大きくて、原作とアニメが記憶交じり合ったりするんですが。
「闇」はとにかくラジオドラマの唐沢さんのお声が!!
この人のバルサの声は秀逸でした。
NHK、ラジオドラマも続きやってくれないかな?唐沢さんで。
劇団所属の俳優さんだそうで、あまりアニメの吹き替えなどはやってないそうですが、ぜひぜひに。
なんだか、予想した通りではありますが、またわけのわからん文章になってしまいました。
今の時点で思ったことなので、また時間が経ったら意見変わるんでしょうね。
ま、しかたない。
とりあえず、今の私の感想でした。
既に読み返すと恥ずかしいわ(汗)
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プロフィール
HN:
青海
性別:
非公開
職業:
しがない揉み屋
自己紹介:
こんにちは、青海と申します。
GHにハマり、そのご縁で守り人にほれ込みました。
ごくまれに文章書くときもあり。
ヘンな物体ですが、ヨロシクお願いいたしますm(_ _)m
もし何ぞ青海に申し付けたい事などございましたら、
oum_syou@yahoo.co.jp
までご連絡くださいまし~~v
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