攻殻機動隊Ｓ．Ａ．Ｃ見ました！！！

またもや守り人と違うけど、上橋さんご推奨つながりってことで。
そもそもアニメ守り人を見ようと思った最大の原因が、守り人進めてくれた友人二人（ななさん＆るーくさん）が攻殻ファン。
「神山監督だったら絶対！！！！お勧めだから！！！！！」
この二人の強烈プッシュ＆二人が二人ともわざわざＢＳ加入宣言してまで期待してたから、そのへんから薄らぼんやりと攻殻への興味はあったんです。
で、その二人が連れ立って行ったＮＨＫでのプロモ（？）で上橋さんが神山監督ファンであることを聞き、さらに興味増大。
守り人見て、「あ、凄い」と素直に思ったのでるーくさんから借りてみたわけですが。
あ、今回見たのは１ｓｔＧＩＧらしいです。
２ndは今度貸してもらいますｖｖｖｖ

ネタバレになると困る方もいるかも知れませんので、感想は「続きを読む？」からどうぞ。

以前も騒ぎましたが、凄いですね。
世界が濃い。
キャラが皆生きてて、陰影があって、彼らの過去が気になって、そういう芝居を見せてくれる。
（アニメに対して「芝居」って言う言い方は、守り人のブックレットで覚えたな・笑）
主人公：素子さんの目線の先とか、語る内容と声音とか。
気になるところ満載で、言葉だけ聞いてちゃだめ、目一杯意識して言葉の裏、隠れた心情を見つけたくなるような、そんなシーンがたくさんある。
「強烈に魅力的で、ぜひぜひ見続けていたいキャラクター」がごろごろしてる。

脇役ですら同様で、例えば最後から二話目で、主要サブキャラが敵方に追い詰められます。
主要サブキャラは、敵二機のうち一機を撃破したあと二機目に追い詰められるのですが、二機目に乗っていた名もない敵役（煎じ詰めればヤラレ役）が、主要サブキャラを追い詰めていたぶりつつなじります（語弊があるかも、この言語センス・・・）
「（殴りつつ）これはアイツの分、（いたぶりつつ）これは相棒の分・・・・・」
冷静に考えるまでもなく、いたぶられてるのは主要サブキャラ、つまりずっと思いいれありながら見ていた大好きなキャラなんですが。
このとき、ついうっかりこの名も無きヤラレ役君に感情移入。
でも変に冷静な脳裏で、「だからってバトーさん（主要サブキャラさんです）がやられるのは嫌だし、でもこれだけドンパチやってる世界だからたくさん恨みも買ってるだろうし、逆の立場になったらバトーさんもやりそうだし、そういう所は見てて好きだし納得できるし・・・・」
などと、ちょろっとのシーンでぐるぐる考えて。
妙にインパクト残ったりしてます。

しかし全編通してみたときのインパクトといったら！！！！
ちょっと気になったところ、印象に残った小道具、驚かせてくれたからくり・・・
それらが見事に繋がってるのを知ったときの驚きと来たら！！！
クリスティーの「アクロイド殺人事件」や、小野不由美の「悪霊シリーズ」通しで読んだときの「やられた～～～～」と思った感じを思い出します。
見事に喰らって妙に晴れ晴れとした気分で空を見上げているような。

映像苦手で、めんどくさくて嫌いな私が、もう一度通して見ることを真剣に考えてます。
多分何度見ても面白い。
凄い。
帰り道にあるツ○ヤで、思わずレンタル有るか確認しちゃいました。
テレビシリーズは友人から借りる気満々ですが（期間気にしないでいいしｖｖ）、劇場版はゆっくりできる休みのときに借りてきて見ようと真剣に考えてます。
ちなみにレンタル屋利用するのは（今度する場合）１０年ぶり２度目な人間です。
・・・・・１０年前に作ったカード、どっかにあるんだろうか？あったとしても使えるのか？？？

こんなわけのわからん感想ですが、もし興味持った方いたらぜひ見てください。
すんごい面白かったです。
そいでもって、進めてくれて、貸してくれたるーくさん＆ななさん、毎度ながらありがとう！！！！
大感謝ですよ＝＝！！！！
今度あったら攻殻も語りますからね！！！！！