「精霊の守り人第四話 秘策 青い手」

毎度毎度の遅まきながら、やっと感想書けまする。
その前に、コメントいただいたるーくさんから、前回の感想について。
設定初夏だそーです。
つまり稲が若くて当然の時期だと。
胸のつかえが取れました（苦笑）

今回、前評判の通り悶えポイントだらけ！！
ななさーーーーん！！！るーくさーーーん！！！！
噂どおり悶えたよ！！悶えまくりましたよ＞激私信

と、言うことでテンション高いです。
それでもよろしかったら「続きを読む？」からどうぞｖｖ

トロガイ師の登場から。
わが道行っちゃってますねｖｖ
化け物じみた雰囲気（ゑ）がよく出てるかとｖ
そしてチャグムの情けなくバルサを呼ぶ声！
既に懐いてますな。よしよし（？）

バルサとトロガイ師の会話。
トロガイさん、原作よりもうちょっと「母」の雰囲気が濃い目に出てます。
タンダの師にして母の役割を影からする人ですが（夢の守り人）、バルサの事も娘のように思っているのだなと思わせる。
強い事、きつい事をいいながら、バルサが自分の古傷に目を瞑ることを許さず（でも追い詰めすぎることもせず）向き合わせる。その匙加減はトロガイ師しかできない役割なのでしょう。
余談ですが、バルサとトロガイ師、瞳の色がやや薄めの墨の色。
とても綺麗に目が描かれていて、睨み合う（？）のが本当にあの瞳だけで語ってる。
原作とは違ってきているストーリーがどう描きだされるのかが、本当に楽しみ。

チャグムの葬儀。
風に吹きさらわれる花びら。
遺体のない葬儀に儚さを出す演出がいい。
しかし、第二皇子が死んだと正式に公表するわけで、最後どうするんだろう？？
興味深々。

タンダと親方（＆取り巻きのおっさん's）
この親方がたまんないですねｖｖｖ
まず登場の時点での光の加減がとにかく綺麗。
表の商売は何をやってるんだろう？？
声だけでがらりと雰囲気を変える、表と裏を使い分けるその声音はさすがです！！
そしておっさん'sに囲まれても物怖じせず堂々と言い返すタンダ！
その度胸は只者ではないよｖｖうんうん、さすが！！タンダ贔屓としてはかなりうれしいシーンですｖｖｖ

そして今回の最大の萌え場、青い手ご一行様がバルサ姐さんのところに押しかけるシーンｖｖｖ
これはもう、最初から最後まで悶えまくり、喜びまくり！！！
うふうふうふ、うふふふふふふふふ（不気味）

まずは殺気立って押しかけてくる皆様に対して、胆の据わった笑顔でお出迎えの姐さんｖｖ
ここまでやってきただけで、もう商談は半分以上成立したようなもんだと思ってるのでしょうね。
「まあ、おあがりよ」
この一言で素直にあがってきちゃう親方、可愛い。
しかし、始めて後頭部が映りますが、後ろ縛っててあんなに髪の毛あるんかい。
あの髪の毛があまりに見事で、私にはアメリカンコッカースパニエルに見えます（ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、逃亡）
冴えた頭脳と並外れた度胸で、傷を負った身でありながら渉りあうバルサさん。
タンダと話すときとは明らかに声がちがうんですね。
狡猾さとしたたかさと度胸と。
そして明らかに「自分の見えてる範囲は広い」と悟らせる話しぶり。
トロガイ師との語りでも思いましたが、ああ　この人は戦略家だな、と。
正確に拾い出す情報と、そこから導き出す推論。洞察力。自分の正確な価値、相手にとっての損得。
「楽な仕事だろう？」
危険なほど魅力的です！！！！！
く～～～～っっっ、たまんねぇ！

どう見てもこの親方、バルサ姉さんに惚れてますよね（ね、ね、ね、ななさん！！！）
そりゃあもう、敵に回したら厄介だし、味方にしたらこの上なく頼もしいし、美人だし！！！！
（アニメのバルサさん、最初は美人すぎだよと思ったものですが、やっぱり美人は目に楽しい。タンダも美人だから・優男だけど・尚楽しい）
「また俺と組んで一山あてよう」
このあとの後ろのおっさん’ｓの目配せ
「またフラれちゃったよ」
「やっぱ駄目だったか、もったいねぇ」
雄弁な表情です。

そして、何度も親方がバルサ姐さんを口説いては振られてることを考えると、店でのタンダとおっさん’ｓのやり取りが違った見方ができまする。
「その短槍使いとはどういう間柄でぇ」
用件、ではなく「間柄」に注目！！！
「場合によっては生きてここから出られない」
・・・邪魔者は消せ（黒っ）

馬を譲り受けるくだり。
「それは聞けない注文だ」
そこで首を振ったあと、見返してしまったのが運の尽き。
惚れた弱みですな、わっはっは。
そして姐さんの表情。
「おうよ、惚れさせた強みだ、しっかり働け」（ケリー＠スカーレットウィザード）
姐さん、相手が自分に惚れてると　とことん心得た笑顔だよ。
「一つ貸しにしておくぜ」
・・・こうして貸しは無限大に増えていく。

さて。
このやり取り、タンダにとって充分に嫉妬心を煽るやり取りだとは思われまして。
このあとすっかり拗ねまくり、おいおいそりゃ痴話喧嘩だろ、てなやり取りになるわけですが。
このときにタンダの嫉妬心を煽った要素と邪推するのがもう一つ。
今回、最初から最後までバルサさん寝巻き着てますが、その際に帯をしていない。
傷に触るから多分できないのだろうとは思いますが、おかげでしぐさが妙に色っぽい。←この辺はさすが
ただでさえ、怪我をして碌に起き上がれない、髪を下ろして寝巻き姿で帯までしてないところに、全く知らない世界の男がやってきてあからさまに色目使われたら、そりゃあ拗ねるよな。
全く動じずに軽くあしらわれたって、その軽くあしらうこと自体が過去に何度もあったこと、と推測させて面白くはないだろうし。
などと、妄想は果てしなく、留まるところを知らず。

アニメのバルサさん＆タンダ、美人であると同時に、二人とも原作よりちょっと若い感じがします。
特にタンダ。
原作ではバルサを大きく包む風情があって、ややもするとバルサより年上な雰囲気が出てしまうほど落ち着いてますが。
アニメの特にこのシーンでは、癇癪を起こした弟を見守る姉、という雰囲気まで出てるかな、と。
バルサにかなわない悔しさ、そんな想いが声優さんの演技に見事に出てました。
立ち姿、目を見せないまま水を飲むシーンとかもイイ。
・・・しかしあんたら、痴話喧嘩は他所でやって。
トロガイ師はともかく（面白がってそうだ）、他の面々は居心地悪いでしょ。

そして夜明けが訪れる。
さあ、どうなる、次週も見逃せない！！！！



さて。ここからは
元馬乗りの自己満足の為のディープな世界となります。
内容は、とにかく馬がらみのツッコミと突っ込みとつっこみ。
興味のない方はスルーおっけです。
つかむしろ推奨。
これを書くのは本当に自己満足のためなので。

チャグム葬儀のとき、大通りを北上していく馬。
なにあの駆歩の狭さ。
街中なのでスピード出せないからとも思ったが、やはりとんでもなく肩の角度が立っていると思わざるを得ない。
最初に画面を横切った瞬間、駆歩なのか速歩なのか判断つかなくて思わず巻き戻ししてしまったほど。
ありゃ乗りづらいよ。
遠ざかっていくシーン、動きが多少ぎこちなく見えますが、あれだけ肩が立ってて首の高い馬だと　どうしても推進力が首で止まった形になって後肢が取り残されるようになってしまうでしょう。
あれはわざとなのか、たまたま参考にした馬がああいう歩様だったのか？？
もしわざとだとしたら、ＯＰのバルサが乗ってた馬（今日親方からせしめた馬ですな）、あの動きをする馬はそりゃあ価値が高いでしょう。桁違いです。
それを際立たせるためにあの歩様の馬を出したとしたら、感動モノですが・・・はて。

馬をせしめるくだり
「あの蹄の音」
う～～～ん、蹄の音だけで品種がわかるのか？？
直接にその馬を知っているとしたら、蹄の音に特徴のある個体はいるけれど。
（私の相棒も偉く響き渡る足音だった。広い蹄の馬は足音大きくなりやすいが、その分足元がぬかるむと滑って苦手とした気がする。あとは走り方で音に差が出る。そして乗り手によっても。）
それともよほどヨゴの馬が悪いのか？？？？？

チラリと映った青毛＆鹿毛ニ頭
鞍後ろ過ぎ！！！！
降りてから腹帯緩めてやって、それから怒鳴り込むという手順を踏んだのか？？
（そうだとしたら動物愛護精神から偉いとほめ倒しますが、やや気が抜けそう）
それにしたってあれだけ下がると背ったれ馬になっちゃうよ。

負け惜しみを残して去っていく親方
・・・拳の位置高いから。

残された青毛
一緒にやってきた仲間が帰ってしまうのに、一人見知らぬ人間と共に取り残された青毛くん。
見送ってしまうのに、焦ったりしないでじっと立っているところが、売り買いされる立場になれた動物の憐れを感じます。
・・・・てそれはさすがに深読みしすぎかなと自分でも思いますが。
この時一緒に並んでたタンダと、寂しいもの同士のよく似た表情を浮かべてます。

延々書いてしまいました。はぁ満足ｖ
ここまで読んでくださった方（いるのかなぁ？）、ありがとうございます～～。
さあ来週も楽しみだ。