タンダの正念場に関する一考察(笑)

と、いうことで。
バルサさんとタンダの関係が気になってしょーがない人間からのあほ語りをば。
原作との対比が強いですが、基本的に原作もアニメもそれぞれに好きっす。

ではでは、そんなあほ語りでもよろしければ「続きを読む？」からどうぞｖ

原作ですとこのシーン、チャグムが体調を崩しそれを心配したバルサさんが先行きを考えてどよっている所ですが。
アニメだとタンダ寝顔に見入っているバルサさんに見惚れてますね。
手には懐かしの必殺武器、薬玄！
そう、あの愚痴垂れ流しで追っ手を追い払った時にゴリゴリしてたアレです(笑)
おもむろにバルサさんに背を向け、薬掏り始めるタンダ。
…掏ってて暗いんじゃないでしょーか？
原作だと、すごいさりげなく自然に話を持っていきますが、アニメタンダは全然さりげなくない(笑)
なんつーか、「えーい、言っちまえ」（清水飛び下り）のような力みを感じるんですよね(笑)
しかも、原作と台詞がほぼ一緒。
…原作と違って、この時点でサグムは亡くなってるわけで。
チャグムがいずれ宮に帰る可能性が格段に高いわけで。
それなのにあえて「三人で」というのは、バルサさんを思いやってか、それとも迂闊さか(爆)
状況違うんだし、もうちょっと台詞手をいれても良かったのでは。
でもアニメタンダらしいへたれた感じが出てる（酷っ）

「待っててもお前は気付かないんじゃないのかな」
…ここ「気付かないんじゃ」って言ってましたよね？
（原作では帰ってこない）
……アニメバルサさんそこまで鈍くないんじゃ？？
さりげに酷くないか、タンダ？？
待たされた事を根に持ってるんじゃないでしょーか。
…バルサさんタンダの恨みには気をつけた方がいいよ一服盛られるかもしれないよ、媚薬でも(？)
でもこの台詞言ってる声優さんの演技は好き。
違和感なし♪

「あんた、いい薬を持ってるかい？」
この台詞、私にはあまり拒絶な雰囲気がないんですが。
はぐらかそうとはしてるかもしれないけど、かなり迷っててうまく話を持っていけば落せそうな。
「俺が薬なのかもしれないぞ、試してみれば？」
みたいに。
……………（書いてて鳥肌）
すみません自爆でしたm(_ _)m
ま、まままま、まぁでも、この時のバルサさん、かなり迷ってます。
タンダと落ち着いて暮らすのは考えられないのに、タンダが自分から去るのはかなりイヤ。
ずっとなあなあですませて、はぐらかしてきた事をつきつけられて、はっきり答えられないずるさ。
こーゆートコも好き♪（をい）

でもって、ここで引くタンダが男前(！)なんですよ！！
ずっと待ち続け、欲しくてたまらない相手を前にして、あれだけ押して、動揺させて、それでも追い詰めすぎずに引く。
100%のバルサさんが欲しいんであって、そうでなくちゃ嫌で。
…考えようによっちゃワガママな、贅沢な男だ。
（どっちの味方だ）

ただし原作タンダの場合は
逃げ道になんかなってやらない。
都合の良いだけの男でもいられない。
はぐらかされてばかりなら俺だって怒るよ。
みたいな静かに怒る雰囲気ですが、アニメタンダの場合
やだーやだーやだーー！！
100%こっち向いてくれなきゃ嫌なんだ～～！！（駄々捏ね）
と見えてしょーがない。
気まずくて外に出てますが、あれで凍死したらシャレにならんな。
でも、妥協せず、がっつかないで引いたタンダは過去最高に男前でした！
この相手を好きな気持ち、そして自分の中の譲れない部分との揺れが、この二人の関係のいとしさであり、じれったさでもあり。
タンダとバルサを軸にして読むと、絶対外せない魅力的なやりとりですよね。

で、取り残されちゃった姐さんは。
……結構あっさり？？
もうちょっと台詞までの間が欲しかったな～。
台詞言ってからも、もうちょっとじっとしてて欲しかったな～。
せめて作業に戻るなら、あの巻いてるのか解いてるのかわからない画をここに入れて、動揺現して欲しかったな～。
このシーン、ものすごい思い入れ強いので（野次馬根性とも言う）脳裏にがっつり固まっていますです。
だから細かい事に煩くなっちゃうんですよね。
心が狭いな～。

そして、聞き耳たてちゃうチャグム。
そりゃあ、あんな所で話してる方が悪いよね(笑)
頑張ってあの大人どもをからかってくれい 

そうそう。
以前水車小屋で暮らしていたとき、タンダが、
「お前は初めて会ったときから男みたい立ったけどな」
と言ってましたが、ありゃテレですね！！！
あのバルサはどう見たって男にゃみえない。
超絶可愛すぎですからね～。


ということで。
一度はつつきたかった重箱の隅、心ゆくまでほじらせていただきました♪
ながながとお付き合いいただいた方々、ありがとうございました♪